入れ歯

当医院では、患者様の年齢、病態、ライフスタイルなどを考慮して、患者様に最適な入れ歯(総入れ歯・部分入れ歯)をおすすめしております。

合わない入れ歯を長年使用していると、顎の土手に深い傷や潰瘍、褥瘡ができてしまうことがあります。
また、入れ歯のかみ合わせなどが合わず、長期使用していると悪習癖(あくしゅうへき)や顎の関節への影響の問題などもおこってきます。 噛み合わせの不良により、全身のバランスも崩れてきますので、腰痛、肩こり、頭痛等の原因にもなりますし、転倒のリスクも高まります。
お口の健康を守るためには、ただ型を取って入れ歯を製作するのではなく、患者様のお口の中や顎の動きにあったオーダーメイドの入れ歯が必要です。

入れ歯作りの流れ

新しい入れ歯ができるまでの間は、現在使用中の入れ歯を使用しなければならなりませんし、潰瘍、褥瘡が出来ていると綺麗な型が取れませんし、お痛みがあるとつらいので、使用している入れ歯の修理を行います、粘膜を綺麗に治療していきます。

• カウンセリング、事前治療

  患者様にあった入れ歯を作る為に、使用している入れ歯について不満などをお聞きし、お口の状態を調べるとともに治療計画を立てていきます。
  新しい入れ歯ができるまでの間は、現在使用中の入れ歯を使用しなければならなりませんし、潰瘍、褥瘡が出来ていると綺麗な型が取れませんし、お痛みがあるとつらいので、使用している入れ歯の修理を行います、粘膜を綺麗に治療していきます。

• 大まかな入れ歯の型取り

  歯ぐきの潰瘍、褥瘡が綺麗になおったら1回目の型取りを行います。
  精密な入れ歯の型取りを取るために、この型取りで大まかな型枠を用いて、個人専用トレーを製作します。

• 精密な入れ歯の型取り

  前回の型取りで作った個人専用トレーを用いて精密な型取りをします。
  この型取りで患者様のお口の中を精密に再現した模型を作ることが出来ます。

• 噛み合わせの確認

  入れ歯の高さや、上顎下顎の位置関係を確認する特殊な装置を用いて噛み合わせの位置関係を決めていきます。

• 歯並びの最終確認

  前回取った、噛み合わせの位置関係に合わせた歯並びで作った蝋燭の入れ歯を用いて歯の位置、噛み合わせの高さ、顎の位置関係が適切か確認します。

• 入れ歯の完成

  出来上がってきた入れ歯をお口の中で合わせて、異常や変なアタリが出ていないかを確認し、微調整していきます。

• 入れ歯の経過観察、調整

  新しい靴を下した時に、靴擦れするのと同じように新しい入れ歯を入れたときは擦れたり、痛みが出ることがありますので、入れ歯の微調整と経過を見るために数回の来院が必要となります。

入れ歯の使用には、
次のような注意が必要となります。

入れ歯はお一人おひとりに合わせて作製するものです。私たちの顎の形は、常に少しずつ変化しているので、入れ歯もそれに合わせて調整しなければなりません。

緩んでがたついた入れ歯をはめていると、不便で見た目が悪いだけでなく、顎の骨を保護するうえでも良くありません。
めんどくさがらずにお気軽にいらしてください。